数年前からキャンプが流行り始め、今もその人気はどんどん広がっているもよう。
私たち夫婦も興味はあるものの、なにせ初心者なのでどんなキャンプグッズが必要なのかもわからず…

車もないしキャンプグッズもない…
もっと手軽にキャンプを楽しめないかな?
ということで、東京から車を使わず手軽にキャンプを体験できるグランピングに行ってみました。
見つけたのは、きのえね SAKE CAMP
東京から公共交通機関だけで行けるアクセスの良さをもちながら、自然いっぱいの非日常を味わえるとても素敵なところでした!
施設の概要や注意事項を含め、体験レポをまとめました。
それでは、どうぞ!
- 流行りのグランピングってどんなもの?体験レポートを参考にしたい人
- 都心から行きやすいグランピング施設を探している人
きのえね SAKE CAMP 概要


- 千葉県印旛郡酒々井町にあり、都心からおよそ1時間とアクセスがいい
- 車がなくても行きやすく、手軽に自然いっぱいの非日常空間を味わえる
- キャンプ施設は酒蔵の敷地内にあり、購入した日本酒「甲子」をその場で味わえる
- 施設スタッフの方はみなさん親切。初心者にも至れり尽くせり
きのえね SAKE CAMP
そうです、サケというのはお酒、日本酒のことです。
こちらのキャンプ施設は酒蔵・飯沼本家の敷地内に作られていて、購入したお酒を自分のテントで味わうことができます。



酒蔵の中にあるキャンプ施設なんて珍しいですよね!
お酒好きの方なら、これだけでだいぶ魅力的に感じるのではないでしょうか?
私たちも現地で日本酒をいただいたので、のちほどご紹介します!
きのえね SAKE CAMP Day.1
本日のテントに到着


JR総武線を乗り継いで、最寄りの南酒々井駅から徒歩10分。きのえね SAKE CAMPに到着しました。
天気は曇り空。雨が降るかもしれないとの予報でしたが、だんだん晴れ間が見えてきて…とっても暑い!
スタッフの方に案内していただき、本日のテントに到着。
ひとつの敷地がとても広いですね!
うちは夫婦二人なので小さめのウッドデッキを予約したのですが、それでも十分すぎる広さです。
テントは、私のようなアウトドア初心者でもさすがに知っているスノーピークのもの。
テント内は2部屋構造。奥の部屋にはマットレスが敷いてあり、こちらが寝室になっています。
なんと、テント内にエアコンがあります!暑い時期・寒い時期でも過ごしやすいのはいいですね。


チェックインのときに売店で買ってきたゆずサイダーでひと息。
これ、甘みの中にスッキリとした酸味があってすごく美味しかった!翌日にもう一度飲みました。


森を散策~ベンチを発見、ゆっくり自然を味わう


まわりは森。少し遊歩道のようになっていたので、散策してみました。
ベンチを見つけて休憩。本を読んだりゆっくり空気を味わったりと、涼しくて気持ちのいい木陰を満喫。
ただ、たっくさん蚊に刺されました!!笑
途中から、お互いに何匹仕留めたかを競い合うほど。(虫よけ対策必須!)
蔵元直売所 きのえねまがり家に立ち寄る


まだ時間は早いので、きのえねまがり家とその周辺を見に行ってみます。
きのえねまがり家にはチェックイン・アウトの受付や売店、食堂があります。
酒蔵の中にあるだけに、日本酒がたくさん!
お土産にすることはもちろん、自分で買ってテントで飲み比べをすることもできます。
私たちも日本酒を2本選んで購入。ビールやカップラーメンなども取り扱いがありますが、受付でスタッフの方に声をかけて出してもらうスタイルです。




きのえねまがり家の向かいにはビジターセンター石炭小屋があり、お酒づくりの工程などが分かりやすく展示されています。
後で紹介するきのえね朝市も、こちらで開催されるようです。




夜はバーベキュー&焚き火でゆったり
テントに戻ると、スタッフの方がバーベキューと焚火の準備を進めてくれています。
焚き火用の薪はチェックインのときに追加でお願いしていたので、それも持ってきてくれました。
それではいよいよ、楽しみにしていたバーベキューを始めましょう♪




こうしている間にも、他のテントのお客さんが入ってきます。
それぞれのテント間が広いので、よほど大きな声を出さない限り他のお客さんの声は届きません。
スタッフの方は常に気にかけてくださり、炭を交換してくれたり焼きかたのアドバイスをくれたり…
私たちのような本物の初心者(?)にもとても優しくお世話してくれるので、安心してキャンプを楽しむことができました!
日本酒「甲子」をいただきます


甘めと辛めを選んで飲み比べ。
どちらも飲みやすく、クセのないスッキリとした感じ。
個人的には純米吟醸が好みでした。
公式オンラインショップでは、お酒はもちろん食品や小物も購入できます。


ゆっくりと日が暮れてきました…涼しくなってきて気持ちのいい夕方。
時折雨の気配があったものの、結局降られずに夜を迎えることができました。
お肉やお野菜をたくさん食べて、おなかもいっぱいです。。
ご飯のあとにシャワーを借り、一日遊んだ体もスッキリ!
焚火を眺め、おやすみなさい


この芸術的な薪の組み立ても、もちろんスタッフの方がやってくれます。
涼しい夜、静かに焚火を眺めながら引き続きお酒を楽しみました。
こんな豊かな時間、久しぶりだったなと思います。せわしない都会を忘れ、ゆったり。
1日目はこんな感じで終了。
きのえね SAKE CAMP Day.2
ホットサンドとコーヒーで朝食




テント内にあらかじめカセットコンロとホットサンドプレートが用意されているので、自分でパンに具を挟んで焼くことができます。
マグカップもちゃんとアウトドア用ですね。
小さな点ですが、細かいところまでキャンプを味わわせてくれるのが嬉しい。
森を散策~昨日とは違う方向へ行ってみる


周辺の森はそれほど広くはないのですが、昨日とは違う方向へ歩いてみます。
奥にあるという小川を目指していたのですが、途中で土がぬかるんできて怪しい気配に。
これ以上行くとぬかるみにはまって出られなくなったり…?と怖くなったところで、引き返しました。
あっという間にチェックアウト。ゆっくりできた~
チェックアウトの11時まで、ゆっくり滞在させていただきました。
名残惜しいですが、帰りましょう!
昨日来た道を逆戻り、10分歩いて最寄り駅に到着です。とっても良い時間をありがとうございました!


その他の楽しい体験・イベント
季節や曜日にもよりますが、きのえね SAKE CAMP
- きのえね朝市/毎月第4日曜日
- きのえね青空大試飲会/春・秋 年2回
- 田植え・稲刈り体験/4月後半ごろ・9月初旬ごろ
- ブルーベリー狩り/6月中旬〜9月上旬
- Make Sake Project/毎年2~3月頃
酒蔵ならではの試飲会やお米づくりの体験から、子どもも一緒に楽しめそうなブルーベリー狩りまでさまざま。
私としては、地元のお店がたくさん出店するというきのえね朝市にぜひとも一度参加してみたいところ!
こちらの公式ホームページで詳しく見ることができます。
少しだけ注意点
実際に行ってみて、ここは少し注意したほうがいいかな?と思う点をまとめました。
- 歩いて行ける範囲にコンビニはない(2023年8月時点)ので、気軽に買い足しをするのは難しい
- 直売所「きのえねまがり家」ではカップラーメン、ビール等の取り扱いあり。夕方には閉店します!
- シャンプー、トリートメントなどアメニティにこだわりのある場合は持参推奨
コンビニが近くにない点は、やはり少し不便を感じました。
忘れ物に気づいたりお酒を買い足したりしたくても、車がないと気軽に買い物には出られません。
私たちはバーベキュー付きプランを選んでいたため、ちょうどいい分量の食材と調理器具などもすべて用意していただきました。
お酒もきのえねまがり家の売店で少し買い足していたので、全体的に困ることはなかったです。
公共交通機関のみで行く人は、忘れ物などがないように気をつけてくださいね。
おわりに:きのえね SAKE CAMPで手軽に非日常を楽しもう
興味はあっても、初心者にはなかなかハードルの高いキャンプ。
きのえね SAKE CAMP
本当に何のキャンプグッズも知識もない私たちでしたが、スタッフの方々のおかげで安心してキャンプを体験でき嬉しかったです。



疲れたときは、またきのえねで元気をチャージしたい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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